燃えつきるまで


本読みてぇと思って借りてきました。いっきに読みました。

とかげ (新潮文庫)
とかげ

作者: 吉本ばなな
出版社/メーカー: 新潮社
発売日: 1996/05
メディア: 文庫


私の衝動的なプロポーズに対して、長い沈黙の後とかげはこう言った。「秘密があるの」―。幼い頃遭遇したある事件がもとで、長い間目の見えなかったことのあるとかげ。そのとかげにどうしようもなく惹かれてゆく私。心に刻まれた痛みを抱えながら生きてきたカップルの再生の物語「とかげ」。運命的な出会いと別れの中に、ゆるやかな癒しの時間が流れる6編のショート・ストーリー。


吉本ばななさん本人のあとがきの文を引用させてもらうと、
“「時間」と「癒し」、「宿命」と「運命」についての小説です。”
まさにそれが詰まってます。



うたかた/サンクチュアリ (新潮文庫)

うたかた/サンクチュアリ

作者: 吉本ばなな
出版社/メーカー: 新潮社
発売日: 2002/09
メディア: 文庫



複雑な家庭環境の中、これまで会わずに育った「兄妹」が出会った瞬間から恋を育む―。互いに愛する人を失った男女が出会い、やがて何かに導かれるようにして寄り添ってゆく―。運命的な出会いと恋、そこから生まれる希望や光を、瑞々しく、静謐に描き、せつなさとかなしい甘さが心をうつ珠玉の中編二作品。明るさのさしこむ未来を祈る物語。定本決定版。


サンクチュアリ』って言葉が好き。あたしの中にもそんな場所が欲しいにゃぁ。

燃えつきるまで
燃えつきるまで

作者: 唯川恵
出版社/メーカー: 幻冬舎
発売日: 2002/05
メディア: 単行本


誰もが一度は経験する、絶望に近い失恋。ハウジングメーカーでチーフを務める31歳の怜子は、5年間付き合った耕一郎に突然別れを告げられる。そろそろ結婚を、と考えていた矢先のことだった。理由がわからず、どうしても別れを受け入れられない怜子は、苦しみ、それまで最優先してきた仕事も手につかなくなる。そして、彼の新しい恋人の存在に絶望し、堪えていた気持ちが決壊してしまう…。彼を失うことは、自分を失うことだった…。体調も崩し、精神的にも混乱しはじめ、ついに合鍵を使って、別れた彼の留守宅に入ってしまう…。


よろしかった。
この『燃えつきるまで』サブタイトルが、『i lost myself when i lost him』
なんだけど。
まさに、そのとーり。


彼と別れたあとの主人公怜子の壊れっぷりが生生しい。


主人公怜子の友達も、婚約者に新しい女ができ、婚約破棄になったあと、彼の幸せを壊すことだけに生きる女になり、ストーカー行為の末捕まったり。


もう、こっわすぎ。背中ぞくぞく。



でもねー。これはきっと、誰でもそうなってしまう可能性、なきにしもあらずな感じよ。


いや、自分がまさかっ。って人ほど、プライドが高い人ほど、陥りやすそう。
男女関係なくね。




うんまぁでも実際。まだ自分は若いんでこういうのにはならんだろー。




てか、





相手いねーーーーーし (*ノω<*) アチャー





>うんまぁでも実際。まだ自分は若いんでこういうのにはならんだろー。
とか言っちゃってる自分が、



はずかしぃーーーーー(/д\))





いやぁでも、みなさんお気をつけてください。
もうすんげ他人事。